ユニ・チャームは、東日本大震災の被災地復興を目的に、国内外のグループの役員、社員らの募金の合計額と同額を会社が拠出する義援金のマッチングファンドを創設した。個人の募金5000万円と、マッチングファンドの5000万円を合わせ、1億円を被災地に寄付することを目指す。
地震発生以降、ユニ・チャームは被災者に向けて生活必需品の物資を届けているが、今回それに加え、被災地の復興を支援するため義援金を贈ることにして、マッチングファンド創設を決めた。募金は、国内外のグループ24社の役員・社員らが1日分の給与を目安に実施。「1日の労働を被災地に捧げる」という意味を込めている。
ユニ・チャームはこれまで、子供用紙おむつの「ムーニー」「マミーポコ」、大人用紙おむつ「ライフリー」、生理用品「ソフィ」、ウェットティッシュ「シルコット」、マスク「超立体マスク ウイルスガード」といった自社製品を緊急支援物資として送付。3月22日現在で計325万枚に達している。
新たに、犬・猫用ペットフード10t分の無償提供を業界団体の一般社団法人ペットフード協会に申し出た。自社商品の「愛犬元気」と「ねこ元気」計8万個となる。被災地のペットを支援することで被災者たちの心をなごませる。(日経BP環境経営フォーラム)
PR